昨年度に引き続き、今年度も京都先端科学大学の授業において、OBCラジオ大阪の番組制作及びパーソナリティーを務める桑原がゲスト講師を務めさせていただきました。

森一彦教授のご指導のもと、今年で3年目の登壇となります。今回は、学部を横断して学生が集まる「リベラルアーツ」という授業として、数ヶ月にわたって展開されるプログラムの一部を担当いたしました。
多角的な視野で学ぶ「デザインアプローチ」

森教授は、現役大学生への指導のみならず、社会人大学院(ビジネススクール)でも教鞭を執られているデザイン思考の探求者です。森教授が提唱される「デザインアプローチ」は、単に形を作ることを指すのではなく、多角的な視野と思考を持って未来を創造する力を養うものです。

そのような深い学びの場に、今年も「声で届けるデザイン」というテーマで携わらせていただけたことに、深い感謝を申し上げます。
制作体験を通じて得た、学生たちの「気づき」

授業では、あらゆる学部の学生が集まる多様性を活かし、ラジオ番組の制作体験を通じて「言葉による表現」を追求しました。
ゲスト役として即興で答えたり、絵本の内容を口頭で説明したりするワークショップを実施。受講した学生の皆さんからは、多くの新鮮な感想が寄せられました。
【学生の皆さんからの声(アンケートより抜粋)】
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「デザインとは形だけでなく、目に見えない形までも言えると知って楽しいと感じた」
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「言葉で伝えることもデザインの一つだということに気づいて、とても面白かった」
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「普段できないようなゲスト役で即興で回答するのは難しかったが、とても良い経験になった」
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「ラジオ番組は簡単にできるものではなく、多くの人が関わって成り立っているのだと感じた」
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「ラジオ制作を通じて、楽しく話すデザインについて知ることができた」
「言葉をデザインする」という慣れない作業に苦戦しながらも、自分たちの個性が形になっていくプロセスを楽しんでいる姿が非常に印象的でした。
視覚と聴覚の融合:吉川共同代表の登壇

また、今回も当法人の共同代表理事であり、写真家として活動する吉川がゲスト講師として登壇いたしました。
教材となるユニークな絵本をその場でスクリーンに投影しながら行う講義は、視覚(写真)と聴覚(言葉)の両面からアプローチする時間となりました。「一つの物事を多角的な視野で理解する」という、デザインアプローチの神髄を肌で感じていただけたのではないかと思います。

3年目を終えて
「情報を、いかに分かりやすく説明できるか。」
「自らの感性を引き出し、いかに人の心を動かす言葉を発信するか。」
3年目となった今年も、学生の皆さんのキラキラとした眼差しと、自由な発想に触れることができ、大変有意義な時間となりました。リベラルアーツという大きな学びの枠組みの中で、この授業が皆さんのこれからの表現活動やキャリアにおいて、新たな視点を得るきっかけになれば幸いです。

森教授、そして受講してくださった学生の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。